捨てられないもの

MAI2005-03-22


なかなか心に余裕がなくて更新できない日々。
単に、暖かくなってきて、しかもビールが冷えているので、つい飲んでしまい、
このところの疲労とあいまって気持ち良く眠ってしまうせいだったりもする。


引っ越しにあたって、あれこれ変なものも連れていった。
これは小学生の頃に図工で作ったお面。
小学生の頃、お勉強はできても運動神経と美的センスが欠如していた私は、
体育や図工が全く苦手だった。
それでも縄跳びくらいは得意だったり、一度くらいは学校のショーケースに作品が飾られたこともある。
その記念すべき一つがこのお面。
不器用でうまく形にならず、ぐちゃぐちゃになり、もうヤケで完成させたのだが
あまりに不恰好になり、それがみんなと違うので逆に評価されたらしい。
世の中そういうこともあるのか、と学んだ10歳の秋だった。


それでもやはり嬉しかったらしく、ずっと取ってあり、いまだ捨てられない。
フィールド先の小学校でも、
学習面で普段あまり目立たない子が図工の賞をもらい、大事そうに賞状を持って帰った。
微笑ましい気持ちになる春の一日。