避難訓練


子どものころは避難訓練っていかにもニセモノぽくて
どうしても本気になれなかった。
でも,阪神,新潟と地震が続き,
子どもばかりの中に数少ない大人としてそこにいるとかなり真剣になる。
ここでもし本当に大きな地震が起きたら,と思うとひやっとする。
当たり前ながらそんなときには実践者も研究者も関係ない。
人間として判断が問われる。


煙の充満した状態を体験させてくれるテントにも便乗して入らせていただく。
まったく前が見えないことに子どものように驚く。
以前にも,ある学校で避難訓練に便乗し,消火器の使い方を教わり,
実際にやらせていただいたことがある。


研究や臨床の場では,本当にいろんなことを教わっているものである。