懐かしのあの日々。


昨日の研究会は,やはりかなりハードなものであったらしい。
今日はぐったり。無気力。
体に鞭打ち家を出る。


だらだらと共同研究の学会抄録原稿の手直し。
なぜにこんなに時間がかかるのか。
やりだすと一字一句が気になりだす私たち。
いや,私は楽観主義を発揮して何度も「よしできたっ!」と繰り返すのだ。
それに待ったをかけてくれる相棒ちゃん。
いかに自分がテキトウな人間であるかを感じるこの頃・・・。


帰りの電車で「R25」を読んでいたら,学部のときの先生が
イグ・ノーベル賞の95年心理学賞なるものを取っていたことを知る。
ハトがピカソとモネの絵を識別できるという研究の,渡辺茂先生。
朝イチの生物心理学はぼーっとしている我々に反し,先生はものすごい
スピードで授業を進め,しかも専門用語はすべて英語だった。
心理学史や心理学概論では超有名な心理学者の原典を読ませてくれたり
分厚い英語のハンドブックをばりばり読ませてくれた。
当時は辛かったけれど今となってはありがたい授業だったと心から思う。