感性

今週は朝から晩まで予定が詰まっていてしんどい。
昨日は日記を書くことすらできず。
夜遅くまでフィールドノーツをせっせと書いてました。
フィールドに入ることの難しさを改めて感じつつ。


今日は臨床の勉強会の帰り道,「感性」の話。
臨床の感性ってどうやったら身につくんだろう,と。
こういう勉強会で常に自分の実践を振り返り,
繰り返し学んでいくしかないんじゃないか,と私がいうと
友人は,何度も同じあやまちを繰り返していて進歩がない,という。
そこでまた私が楽観発言。
臨床に足を踏み入れてまだ数年。
10年でやっと一人前なんじゃないか。
それまでは進歩が目に見えなくても勉強していくしかない。
やっていって10年経ってもこのままだったらまずいけど,と。


もちろん,クライエントにとっては初心者だろうとベテランだろうと
「専門家」なのだから,足りない分はスーパーバイズなり何なりで補ったり
人一倍勉強するしかないわけだけれど。
仕事柄どうしても経験知がものをいうところもあるし,
いくら本で勉強をしても,知識が体験と重なってこないとどうしようもない。
コツコツと地道に知識と経験を積みつつ
自己反省の習慣を身につけ,
日々精進するしかないと思うのである。