はち

朝、出かけようと家を出たが、忘れ物に気づき家に入った。
その瞬間!
巨大な黒い蜂がブンッと音を立てて入り
勉強部屋の窓のカーテンに張り付いた。
うそ〜。どうしよう…。
窓を開けようにもちょうど鍵の近くにヤツはいる。
下手に手を出して刺されたらえらいことだ。
う〜。
一人では対処できないと判断し、すでに車に乗り込んでいた家族を呼びに行った。
そして何気なく家のドアの上を見ると、
蜂の巣が〜っ…!
とりあえず家に入った蜂は殺虫剤でやっつけてもらい、
私はせっせと賃貸会社に電話。
出かけているうちに処理してもらうことになった。
そして今は電車の中。
どうなったか気になるところ…。
それにしても、巣が小さいうちに気づいて良かった。
あのときあの蜂クンが入ってこなかったら巣に気づかなかっただろう。
そして一人のときじゃなくて良かった。
…と、ひたすら恐怖体験を「良かった」体験に再構成するのだった。