学校でのSFA

去年の日心臨の大会で,
Solution Focused Approachの自主シンポに参加したのだが
あれはなかなか良かったなぁと思えてくるこのごろ。
その場でロールプレイを見せてくれたり,
グループに分かれて疑問や意見を出し合ったりして
全体をまとめたシンポだった。
SFAの本質が理解できたような気がしたが,
なかなか使ってみる場面というのはなかった。


しかし実際SCとして学校に入ってみると
なかなか使えるんじゃないかという気がしてきた。
もちろん小手先のテクニックだけ真似すればいいものではなくて
それなりにケースを見立て,いろいろなことを考慮したうえで
使えると思ったときに使うと効果的なんだろうとは思うけど。
Weinerは「心理療法の諸原則」で
therapyをuncoveringとsupportiveに分けて解説しているが
学校場面でuncovering(覆いを取る心理療法)するのは難しいことが多いだろう。
とはいえ,ただsupportive(支持的心理療法)すればOK!
というわけにもいかないことがある。
そういうときに役立つんじゃないか,と。
もう少しきちんと勉強してみよう。


そもそも私,家族に話すとき,間違ってSocial Focused Approachと
口走ってしまったくらいだし(苦笑)。