たまにはアクティブ


携帯電話からの更新に初挑戦。うまくいくかな。


今日は一日お日さまの下で過ごす。スポーツ観戦などしつつ。
太陽エネルギーを吸収して光合成してる気分。


樋口一葉も着々と読み進めている。にごりえたけくらべ、十三夜。
以下は十三夜から。


さやけき月に風のおと添ひて、虫の音たえだえに物がなしき上野へ入りてよりまだ一町もやうやうと思ふに、いかにしたるか車夫はぴったりとかぢを止めて、誠に申かねましたが私はこれで御免を願ひます、代は入りませぬからお下りなすつてと突然にいはれて、思ひもかけぬ事なれば…


古文調で独特の文体。場面描写が丁寧で美しい。
会話部分はたたみかけるように対話が重なり、迫力がある。
物語の山場は本当に引き込まれる。
どれも女性の切ない恋心が丁寧に描かれており、一葉の人生が偲ばれる。