じせだいけん


研究会に参加。なんだか盛りだくさんだった気が。


「遊び」や「音楽」を存在論的に問い直す,という話。
あいかわらず不勉強な私には「存在論的」っていうのがしっくり来ず
後半に入ってようやく分かってきた。
本質を問うということか。
私はそこにある現象や現実を見つめるのに精一杯で
突き詰めて考えるのがいつも不十分な気がするので刺激になった。


後半は,そういう理論や研究者の仕事を実践にどう返していくかという話。
こちらは私自身よく考えることでも迷うことでもある。
やっぱり実践者や現場との関係が大事だなと思う。
私自身フィールド経験を積むにつれて(まだまだですが)
相手によってこちらの入り方やスタンスが変わってくる気がする。
相手が求めていること,相手の期待や信頼,
こちらがそれに応えるだけの力をもつこと,
そういうのが重なり合って返していくことが可能になるのかなと思う。
フロアからも現場での悶え経験を持った人が数名語ってくれ,刺激を受けた。