OT


このところ某MLでOT−NEWSなるものが流れている。
一つ一つの文量は多くないのだけれど,
NEWS数が多くてきちんと読めずにいるのが残念だ。
そんなこと言ってないで今読みなさい,って感じだけど(笑)。


そういえば,学部のころ,指導教官だった先生に,
CPになるよりOTになったほうがいいよ,とよく勧められた。
そのころは無知なもので,OTというのがピンと来なかった。
CPだった人が現場に入ってOTに鞍替えした,という話を聞いても
CPとしてのアイデンティティを簡単に捨てていいのか,と思ったりもした。


でも実際に精神科臨床の場に入ると,OTっていいものだなぁと思う。
なにより適用範囲が広い。
CPの場合,どうしてもコトバでのやりとりが中心になる。
でも病態の重い人ほど一対一での対話が難しいことが多い。
それがOTではクリアできる。
単に「モノを作る」という効果だけでなく,
その過程で,モノを媒介に対話がなされ,関係ができていく。
私も,OTのそういう効果を意識して,
いろいろなモノを媒介に関わってみたりしている。
さて,ちゃんとOT−NEWSを読みにかかります。