フィールドワーカーとして。

長テーブルの端で「お誕生席」に座っていた先生を
ある子が「女王様みたい」と言ったことから,
同席していたメンバーを家族に見立てて盛り上がる。
私は「高3」のおねえちゃん,クラスで一番身体の大きな子は「中3」,
中くらいの子は「小6」,逆に小さい子は「幼稚園」。


フィールドワーカーである私は,その子にとって,
「先生」「母親」的存在ではない,微妙な存在らしい。
(「おばさん」じゃなくて良かった(笑))


また別の少年は,わざわざ私のところに来て
「大人になったらね,車運転するの。
 遅い車がいたらね,追い越すんだ!
 ギアをこうやって動かして。スピード40。
 今(覚えている九九が)4の段だから」 とアツく語っていく。


子どもと関わると,それだけで楽しいし
そんなふうに考えているのかーと単純に感心してしまうものだが
自分が場に入ってやり取りをすることがどんな意味を持つのか
やっぱりちゃんと考えなくてはいけないなーと考えるこのごろ。