データと格闘


昨日はあまりに忙しくて珍しく日記を書けなかった。
朝から図書館に集合、昼には総合プロジェクト打ち合わせ、その後OWNプロジェクト打ち合わせ、夜は臨床の研究会。自分1人でやっている研究のデータはいじれない日が続いている・・・。
そんな愚痴はともかく。


2つの共同研究に関わってきて、共同研究だとデータ収集にしろ分析にしろ関与が中途半端なのでどうもやりにくい、と以前にここで書いたことがある。部分的にしか現場を見ていないために実践の全体像や本質が掴みにくい気がするのだ。もちろんそれは私自身の経験不足のせいもあるけれど。
本格的にデータをいじりだして初めて、見ていなかった部分をテープを起こして見たり、共同研究者とあれこれ話をしたりして、だんだんと実践が見えてくるものである。ここにきてようやく掴めてきた感じがする。
とはいえ実際には、掴めた気がする→またデータに戻ってよく見る→掴めた気がする→データに戻る・・・というループをくり返し続けていて、どこまでいったら終えられるのかはよく分からない。
最初は浅瀬でチャパチャパやって海の性質を分かっていたつもりが、だんだん深みにはまっていって溺れそうになりながら、泳ぎ方を把握しつつ海の構造を分かっていっているような。とにかく確実に理解は深まっているような気はする。


「良いお年を」といいながら、総合もOWNも臨床もあれこれ宿題を抱えて冬休み。