週末の学び

週末、上京して
打ち合わせ+研究会+研究会。
なんだかすっかり疲れてしまい
日記を書くエネルギーもなくなってしまったけれど
ようやく力が戻ってきた。


研究会でもなんだか元気が出なくて全く発言できなかった。
でもせっかくだから、学んだことをまとめておこう。


初日の研究会のテーマは、生活科で育みたい力とその評価。
特に、子どもの「気づき」をどう捉え、どう支援していくか、という話。
対象とのつながりの深化を3段階に分け、議論されていた。
この3段階、私にとってはすごく納得のいくものだった。
対象の一部分だけを捉える段階から、
自我関与しつつ、対象の全体性を捉えていく段階なのだと理解した。
臨床の場でも使える視点だと思う。
ただ、他の現場の先生にとっては、
ABCの評価との関わりや具体的な手立てが求められるようで
なかなか難しいなあと思った。


二日目の研究会のテーマは、ナラティブと自己。
データをいじりつつ、理論にあたって、またデータに向き合って、という
プロセスを垣間見せていただき、
私自身、今その渦中にいるのでなんだか力づけられたし
分析の視点をいただいた気がした。
臨床の場で認知症の方やその介護者にお会いすることもあるので
そこで自分がやっていることを振り返る機会にもなった。
介護者の揺れが落ち着くようにサポートするだけでなく
もっと良い方法があるのかもなぁ、と。


ナラティブの本質的な問題についても考えさせられた。
面接の場で語られたことが
その人にとってどういう意味を持つものなのか
どういう背景のもとに語られているのか
意識していないといけないのだろうと思った。


そのあとは久々の「飲み会」。
勧められるままに調子よく飲んでいたら
帰りの新幹線ですっかりぐったりしてしまった。