身が引き締まる

臨床のお師匠が来られるというのを聞いて
ちょこっと遠出して
名古屋の某大学へワークショップを受けに行ってきた。


患者さん一人一人としっかり向き合って
自分なりの仮説を持ち,それを確かめながらやっていくこと。
自分の聞き漏らしや聞き取り違いに気づいて
聞く力をトレーニングしていくこと。
幅広く文献をあたって知識を自分のものにしていき
言葉の受け止め方や対象へのまなざしを豊かにしていくこと。
臨床には気の遠くなるような努力が必要だということ。
臨床家としての能力を査定するのは患者だということ。


どれも,何度も聞いた言葉だけれど
つい忙しさにかまけてサボってしまうので
身が引き締まるような思いだった。
先生が教室に入ってくるまで/入ってきてからしばらくの間
なぜかとても緊張した。


昼間は秋晴れで澄んだ風が心地よく
夜は肌寒いけれど満月がきれい
なんだか満足して,帰宅。