新生活になだれこみ

辞令をこの手にもらうまで
どうにも信じられなかったのだけれど
おかげさまで無事に着任しました。
ふー・・・。
報告の済んでいない方々には
落ち着いたら何らかの形で報告していきます・・・。
今はとにかく環境設定や事務手続きにおわれています。


さて、その奮闘の一幕。
県内在住が求められているので
いちおうワンルームを借りて
そこに冷蔵庫やらベッドやら入れた。
3月末ばたばたしていて電器屋に行く時間がなかったので
ネットで通販で買ったのだけれど
こういう場合、配達してくれるだけで、
セッティングはしてくれないのね・・・。
箱に入った冷蔵庫と折りたたみベッドを前に
これ、一人でどうやって取りだせっていうのさ・・・
電器屋さんで買えばよかった・・・と途方にくれつつ
段ボールを解体。取りつけやら組み立てやら仕上げた。
大学院時代に男子を頼らずに研究室の引越しをしたのが
こんなところで生きるとは。
まだテーブルは箱から出していない状態だけれど
とりあえず寝とまりはできる状態になった。


まだ車を持っていっていないので
当面の交通手段はバス・・・。
本数が少ないので、自転車を購入した。
最初に行った自転車屋さんでは
「1万円くらいので、ありますか」といったら
「近頃の人は、スーパーとかで安いのを売っているから
 自転車がそれくらいで買えると思っていて困る!」とおじさんに怒られ・・・
「そ、そうですか、じゃ、じゃあいいです」と逃げ出した。
結局、手ごろなのが出ていた自転車屋さんで
新品の自転車を購入。
なんとその自転車屋さん、昭和22年からやっているそうで
おじいさんとおばあさんが丁寧に部品を確認して売ってくれた。
いいところで買えてよかった。


研究室は、最低限のものは前任者の先生が置いていってくれていたものの
これからいろいろ揃えなくてはいけない。
笑えるのが、電話。
内線番号はもらったのだけれど
肝心の電話がない!
まずは電話を購入しなければ・・・。
同時に着任した実務家教員の先生は
さすが「学校の先生」。
窓や床をピカピカに磨いて、ドアまで磨いていた。
私は何しろ長年の大学院生活で、汚いのには慣れている。
まあ落ち着いたらいろいろ整えればいいかーというくらいで
(そんなこといっていたらいつまでも汚いままか)
とりあえず机とかを雑巾で拭くくらいで済ませて
事務書類を処理。


はてさて、これからどうなっていくのやら・・・。
同僚の先生方も事務の方々もとても親切で、それが救いかな。