大学院の授業

昨日は土曜日だけど大学院の授業へ。
現職の先生が多いので土曜に設定されることが多いらしい。
学校関係・医療関係・心理関係,さまざまな領域の人が集まった。
授業のやり方は全体会のあとラウンド・テーブルの形で
小グループで各自の研究の話など。
そして,この1ヶ月,大学の教員側もグループに分かれて
附属学校の各校の紀要を読み解く作業をしてきたので
それをお話して,研究のテーマや進め方,事例の記述の仕方について討議した。
それぞれがフィールドを持っているので盛り上がった。


ちょうど学生がいろいろな活動を企画して大学に子どもたちを招くというのをしていて
外はにぎやかだったのだけれど
途中,地震,雷,雨霰が降ってきて
思わず「せっかく遊んでいたのに外で遊べなくなっちゃったね」ともらしたら
院生の方が「でも子どもはあんなの見たら喜びますよ」といわれて
確かにそうだ!と一本取られた思い(苦笑)。
こちらも学ぶことが多い会。


あと思ったのは,ここでの大学院教育は
現職の方々が大学院に来て教育を受ける,というだけでなく
修了後は地域に戻って実践されていくわけで(在学中も実践しているけど)
しかもその地域は県内の小さなコミュニティなので
大学と地域のつながりがどんどんネットワークのようにできていくということになる。
自分の出身大学院とはまた違って
小さな県だからこそできることだなぁと感じた。


1ヶ月が過ぎて,環境に慣れるのに精一杯でありながら
でもやっぱりここは私の研究にいろいろな刺激を与える場所らしいことは分かってきて
これからが楽しみになってきた。