近況

12月になりました。
更新が止まっていてご心配おかけしていたらすみません>関係者方
元気にバタバタ過ごしています。
掃除機も修理から戻ってきて快適になりました。


最近やっていたこと,考えたことをまとめてメモしておこう。


・読書会準備(今週末に実施)
私の担当は,
心理療法の体験が女性のライフ・ストーリーにどのように表れるか,という章。
結果としては,母親体験や子育て,自身のアイデンティティ
夫婦関係,両親との関係,などとのからみで心理療法が位置づいていたのだが
この研究の協力者はイスラエルの人で
非常にイスラエル社会の価値規範の影響が大きくて興味深い。
詳しくはまた読書会後に報告できたら,と思う。


・冬の臨床の研修会での発表レジメ作り
私が臨床の道に進んでからずっとお世話になっている
セミ・クローズドの小さな会。
参加者には1ヶ月前に資料が送られ,事前に熟読が求められる厳しい会。
無謀にも発表者を立候補してしまったので,今から準備。
厳しいコメントが思い浮かんで,今から冷や汗。
それでもまあ,まとめていると,つくづく,
こうして改めて自分の臨床実践を振り返ることが大事だと思う。
日々追われていると自分のやっていることの意味や悪い癖など見落としてしまう。
若いうちにみんなに鍛えてもらわなくては。


・中高での教育相談研修会の準備&実施
学校の先生達が授業の中でいかに様々なことに注意を払い行為しているかを
研究しているだけに
学校の先生達の前で授業めいたことをするのはどうも気が引けるのだけれど
まあ,ちょっと異なるものを体験してもらうのもいいだろうということで,
やらせていただく。
テーマは「なんでもいい」「何か参加して体験できるものを」ということで
とても困ったのだけれど
実践を振り返れるような個人ワークとグループワークをしてみた。
さすがは先生方。
私がごちゃごちゃ言わなくても,
体験から十分に,生徒を見る視点や生徒との関わり方を見直して
いろいろと考えてくださったみたい。ほーっ。
打ち上げは鮟鱇鍋。日本酒もおいしかった。


・今読んでいる本

パーソナリティ障害の診断と治療

パーソナリティ障害の診断と治療

「パーソナリティ障害」の本質を改めて理解するのに良さそう。
読み進めるうちに,なんかどっかで読んだことあるような・・・と思っていたら
修士のときに授業でこの本の原著を読んでいた!
当時は精神分析の考え方も十分分かっていなかったし
英語力も非常に乏しくて(今もだけど)
とても理解するのが難しかった。
今思うといい本が選ばれていたんだなぁ。


さて,こうやってあれこれやって先延ばしにしているのが
そう,投稿論文の修正・・・。
逃げ続けている。
もうすぐ別の紀要に出してる論文の修正も返ってくる。
やるぞ。
目標は10日締め切りで。
やれるところまでやってみよう。